マス媒体が広告費の削減で苦労しています。新聞もテレビも広告の主役は、美容・健康食品、時間消費産業です。株式上場している大企業・新興企業のマス媒体にかける広告費が大幅に削減されました。景気の問題、少子高齢化現象、インターネットの登場等、要因があげられます。広告と生活者との関わり方が変わったのです。
今まで、生活者は主に新聞・テレビ・雑誌・ラジオ・ちらし・DMでしか広告と接することができなかったのです。お金のかけかたで、商売が左右された時代でした。時代は変わりました。小額の予算で、クライアント自ら、広告メッセージを発信することができるようになったのです。これは革命的なことです。商売の戦いは、感性・アイデア・発想・持続性等が求められます。ある意味で、お金を投資した金額で左右された時代の方が、楽だったのかもしれません。
プロ野球の一流バッターは、ボールをぎりぎりまで呼び込みます。求道をしっかり見極められるので、打率が高くなります。一発屋は決め打ちするタイプの選手が多いです。どのボールにも対応できるバッターが一流なのです。
サービスの世界も同じです。ぎりぎりまでお客様の要望を、呼び込めないといけません。マニュアルはある意味で決め打ちです。マニュアルは必要です。マニュアル通りにしかできないことがいけないのです。要は対応力です。「一生懸命お客様の声を聞いているつもりですが・・・」と営業マンが言いました。既に違います。お客様の声を自分の懐の深さいっぱい、ぎりぎりまで呼び込むのです。我慢しきれるぎりぎりのところで、どう対応できるかです。その時点でマニュアルは関係なくなります。後はサービスに対するプロ意識です。お客様の声を聞くということは、そういうことです。