誰でも「表現」したいのです。
広告も「表現」の手段です。

営業マン、商店主、芸能人、スポーツ選手他、そろぞれ職場で自己表現します。「仕事」は生活の手段ですが、自分自身を表現する手段でもあります。だから好きなことを仕事にしているひとは幸せです。事業家が斬新なお店をつくったり、トップセールスマンが数字にこだわったり、作家が本を出版することは、すべて自己表現です。

インターネットの出現により個人の自己表現手段ができたことは革命でした。限られたメディアでしか発信することができなかった時代は、もう遠い昔のように感じられてしまいます。広告も表現の手段として活用されてきました。特に個人商店さんは、もっと表現してほしいなぁと思います。資本があるチェーン店は、日々表現をしなくても、お客様は集まります。チェーン店には平均的な安心感があります。お店に深いコミュニケーションを求めない、誰にでも平均化した接客をしてくれることを良しとする、その時の欲望を満足してくれることを第一と考えるお客様が訪れます。

個人店は自己表現のかたまりです。店舗設計、レイアウト、メニュー等にこだわりがあらわれます。天白区・原に「ロスロリエン」という老舗洋菓子店があります。おすすめ商品は手焼きバームクーヘンです。手間暇かけて丁寧につくるバームクーヘンを通じて「表現」をしています。ポトス増刊号には、毎回ご参加いただいています。キャンペーンも値引きもする必要はありません。「夫婦力を合わせてつくった手焼きバームクーヘン。ぜひ近所の方に食べていただきたい!」これだけのメッセージで十分です。

広告をするとかしないとかの問題ではありません。誰にでも気ままに「表現」をすることができる時代になったのです。

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