コミュニケーションコストが最優先。
ツールはあくまでツールなのです。

若者のクルマ離れ、お酒離れと言われています。この言い方は正しくありません。クルマが嫌いになったのではありません。お酒が嫌いになったのではありません。「クルマ」も「お酒」もコミュニケーションをとるためのツールとして、欠かせなかったのです。

コミュニケーションとは、人と人との「通信」です。いいクルマに乗って、オシャレなバーで飲んだり・・・。コミュニケーションを取りたい相手との「通信」の空間が必要でした。60回払いのローンを組んで、背伸びをしてクルマを買ったり、お酒の弱い体質を鍛えて少しでも強くなるよう努力したり、すべてが良好なコミュニケーションを目指してのことでした。

今、コミュニケーションの主役は「携帯電話」です。人と人の「通信」のためのツールとしては、他のどのツールもかないません。「クルマ」も「お酒」の不振もある意味で同じです。これからは、「クルマ」はクルマ本来の楽しさを、「お酒」はお酒とのハッピーな関係を、生活者に発信していくことが大切です。携帯電話では味わえないコミュニケーション・スタイルを、提案していかなければなりません。

生活者に関わるビジネスは、すべてコミュンケーションビジネスです。飲食店もエステも塾も医者も同じです。お客様との患者さんとの円滑なコミュニケーションが売上に直結します。「安い」「うまい」だけではいけません。「楽しい」「元気になる」「心地いい」・・・、上質なコミュニケーションを提供してくれるところに、生活者はお金を使ってくれるのです。

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